保有している銘柄の株価が1年以内に10倍以上になるというのは、株式投資をやっている人にとっては夢だと思います。株式投資の世界では、1年で株価が10倍以上になる銘柄のことをテンバガーといいます。
株式市場では毎年一定数のテンバガー銘柄が誕生しており、それを見つけることができれば資産を大きく増やすことが可能になります。ここではテンバガーについて紹介していきたいと思います。
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テンバガー銘柄を見つける一番簡単な方法はIPO(新規公開株式)を購入すること。ただ当選倍率が高いのがデメリット。
テンバガー銘柄を見つける一番よい方法はIPO(新規公開株)を買うことです。IPO銘柄には一年間でテンバガーになるものもあれば、時間をかけてテンバガーになるものといろいろとあります。もちろんIPOで購入しても、株価がIPO価格割れをして損をする可能性もあります。
ただIPO銘柄は一般的に勝率が高くなりますので、上場後すぐに売却しても儲かる可能性が高くなりますが、銘柄によっては長期間で保有すれば10倍以上になる銘柄も多くあります。
IPOは証券会社に口座を持っていれば、無料で応募できますので、テンバガーを見つけるのであればIPO銘柄を購入するのが一番良いと思います。ただ、IPO銘柄は人気が高いので、なかなか当選しにくいというデメリットもあります。
テンバガー銘柄を見つけるには情報に敏感である必要がある。消費者ではなく常に投資家の視点を持って行動しよう。
IPO以外でテンバガーを見つけるのであれば、普段の生活から消費者ではなく、投資家としての視点を持って行動する必要があります。昔であればユニクロを運営するファーストリテイリング、最近であればいきなりステーキを運営するペッパーフードサービスなどが、代表的なテンバガー銘柄となっています。
どちらもテンバガーを達成する前に大きな話題となっているものですので、そういう情報に敏感になっておき、投資家として分析をして投資すればテンバガー銘柄を保有できるチャンスは高まります。
ただテンバガー銘柄は1年で数銘柄程度ですので、気長に探し続ける気力が必要となります。テンバガー銘柄を見つけようとして探すのではなく、少しでも値上がりする銘柄を探すくらいの気持ちで探して、テンバガーになればラッキーと考えていた方が良いと思います。
テンバガー銘柄は新興市場の小型株から発生しやすい。大型株のテンバガー達成はハードルが高い。
テンバガー銘柄を見つけるポイントとして、時価総額が小さい銘柄というのがポイントとなります。時価総額が1兆円の企業の株価が10倍になるには10兆円とハードルはかなり高いですが、時価総額100億円の企業が1,000億円になるのは、かなりの頻度で起こっています。
時価総額が小さい銘柄ですと新興市場の銘柄となり、大型株と比較すると値動きが荒くなりやすいので、リスク管理など注意が必要になります。テンバガーを狙うあまりに、リスクの高い銘柄を買うのではなく、上昇が始まってから買い出しても遅くはないので、その点は意識しておくと良いでしょう。
テンバガーの詳細をわかりやすく解説まとめ
テンバガーは株式投資家の憧れではありますが、テンバガーを狙いすぎるがあまりに、過剰なリスクを取り過ぎないように注意しましょう。
IPO銘柄を購入して長期保有すればテンバガーになる可能性は高くなりますが、通常の銘柄でもテンバガーを狙うことは可能です。ただ確率は低くなりますので、気長に探すようにしましょう。
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