今週の日経平均株価は前週対比▲279円(▲1.2%)の22,171円で引けました。
木曜日には5月が終了し、5月は前月対比▲30円(▲0.1%)で引けています。
それでは日足、週足、月足のチャートをみていきましょう。
目次
日経平均株価の日足チャート解説(2018年5月第5週/5月28週)。75日移動平均線が下値の抵抗に、22,000円台を維持できるか?
今週の日経平均株価は、5月30日(水)にイタリアの政局不安から一時400円以上の下げとなり、22,000円を下抜けましたが、週後半には22,000円台を回復しています。
テクニカルには2018年5月21日高値23,050円から1,000円以上下落しましたが、先週の解説で下値の目途として記載した75日移動平均線(水色)が抵抗となって下げ止まっている状況です。
10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)がデッドクロスを完成しており、多少嫌な感じはしますが、75日移動平均線が維持されれば上昇トレンド中の下落調整と考えることができます。
23,000円の壁は厚く、2017年11月~12月に約2ヶ月間もみ合った水準あることから、突破するには時間を要する可能性が高そうです。
もし5月30日安値21,931円及び75日移動平均線を下抜けるようだと、200日移動平均線が位置する21,800円近辺で反発するかがポイントです。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
日経平均株価の週足チャート解説(2018年5月第5週/5月28週)。13週移動平均線を維持したまま、26週移動平均線を上抜けできるか?
週足では2週連続陰線となって引けました。
今週の下落も13週移動平均線(緑色)が下値の抵抗となって反発しています。
まずは26週移動平均線(水色)が位置する22,400円近辺を回復できるか、13週移動平均線を割り込むのか注目です。
22,000円を再度割り込んだ場合は、50週移動平均線が位置する21,500円近辺まで下落する可能性があります。
日経平均株価の月足チャート解説(2018年5月)。上昇トレンド継続できるか?
5月の月足は陰線で引けましたが、前月高値を切り上げています。
赤線で示した20,900円前後のラインからの反発は継続しています。
月足レベルではトレンドは崩れていなく、6月以降上昇して2018年1月31日高値24,129円を更新できるか注目です。
⇒【RSIの詳細を解説】
⇒【RCIの詳細を解説】
まとめ
日経平均株価は23,000円から下落に転じ、イタリアの政局不安もあり高値からは一時1,000円以上の下落となりました。
22,000円を維持しながら、上昇できるか注目です。
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