株価はなぜ日々変動するのか、考えたことありますでしょうか?
株価変動の要因はさまざまなニュースや人間心理が関わっていて、特定するのは難しいものです。
ここではなぜ株価が変動するのか、その主な要因についてみていきたいと思います。
⇒【株価の詳細を解説】
目次
株価はなぜ変動するのか?買いたい人と売りたい人の受給で決まる。
株価は、その株の需給で決まります。
したがって、買いたい人が売りたい人より多ければ株価は上昇し、反対に売りたい人が買いたい人より多ければ株価は下落します。
ヤフーオークションをイメージしていただけるとわかりやすいと思いますが、ヤフーオークションでは買いたい人が多ければ多いほど価格は上昇していきますよね?
ヤフーオークションはたいてい売数が1つなので、極端ではありますが、価格が変動する構造としては同じになります。
株価が上昇する主な要因とは?決算、配当、企業買収、自社株買いなど理由はさまざま。
株価は需給によって変動しますが、その要因としては色々なものが考えられます。
以下、株価上昇の要因となりやすいものを見ていきましょう。
・会社の決算が前年対比好調
・会社の決算が上方修正された(予想されていたより良くなった)
・配当が新設または増額された
・株主優待が新設またはアップグレードされた
・他の企業を買収するため、業績アップが期待される
・会社が自社株買いを行う
など、要因としてはあげるときりがありませんが、結局のところは買いたい人が多ければ株価は上がるということになります。
株価が下落する主な要因とは?決算、配当、製品の売上、不祥事など理由はさまざま。
では次に株価が下がる要因について、主なものを見ていきましょう。
・会社の決算が前年対比不調
・会社の決算が下方修正された(予想されていたより悪くなった)
・配当が廃止または減額された
・株主優待が廃止またはダウングレードされた
・会社製品の売り上げが悪く、業績ダウンが予想される
・不祥事を起こして、業績に悪影響を及ぼしそう
等
こちらも結局は売りたい人が多ければ株価は下がるということになります。
まとめ
株価が変動する理由とその要因についてみてきましたが、イメージつきましたでしょうか?
株価の変動は明らかに原因がなんとなくわかるものもあれば、特段材料もなく大きく上下することもよくあり、なかなかわかりにくいものではあります。
その時はよくわからなくても、あとから考えるとこれが材料だったのかな、と思うようなこともよくあります。
様々な投資家が様々な理由で投資しているので、なかなか一概にはこの理由で株価が動いたとは言えないものです。
よくある例としては、決算は上方修正されたのだけれども、予想していたより上方修正されなかったりすると、株価は下がったりします。発表前に期待を織り込んで株価が上昇していくというのはよくあります。
人間心理が絡んで売り買いされていくので、読みにくいものですが、どういうニュースが出れば株価はどっちに動きやすいのか、イメージはできるようにしておくといいですね。
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