株式投資を始めるにあたって、誤解してほしくないことがあります。
ここでは株式投資の真実をお伝えしたいと思います。
初心者の人にとっては、期待を裏切る内容になるかもしれませんが、是非現実を知って頂きたいです。
目次
株式投資で簡単に、短期間で、大きく儲けられるということはない?投資家の8割は損をする?
株式投資が身近なものとなり、インターネットの記事や広告、書籍等で「短期間で資金を何倍にも増やした」、「誰でも簡単に儲けることができる」というような記事を目にする機会が多くなりました。
最近は安倍政権のアベノミクスと呼ばれる金融政策や企業業績が好調な影響で、多くの企業の株価が上昇基調にあることから、株式を買えば儲かるというイメージを持っている人は多いと思います。
しかしながら、実際には株式市場では8割の人が損をすると言われています。
その要因は、安易に儲かるというイメージのまま、勉強もせずに知識がないままに取引をする人が多いからです。
株式市場には機関投資家や株式投資だけで生計を立てているようなプロの投資家が多数おり、素人が簡単に利益を上げられるほど単純なものではありません。
上昇銘柄を買っても儲からない?株式投資における売買タイミングと資金管理の重要性。初心者がやりがちな間違え「利小損大」とは?
株式投資は上がる銘柄を買えば儲かるというものではありません。
というと驚かれる人もいると思います。
株価が上昇基調の銘柄であっても必ず下落する局面はあり、売買のタイミングや資金管理を間違えば利益を出せないどころか、損失を被る可能性もあります。
そもそも株価が100%上昇するということはありえず、思惑と違う方向に動いた際には、損切りをして自分の資金を守る必要があります。
初心者がやりがちな失敗として「利小損大」というものがあります。
これは購入した株式が少し値上がりすると、値下がりする恐怖から小さい利益で確定しまい、一方購入した株式が値下がりすると、損失を受け入れたくないから、損切りができずに大きな損失を被るというものです。
初心者は一回の大きな損失で資金の全てを失ってしまい、株式市場から退場するという人も多いです。
初心者は自分が購入した銘柄への思い入れが強く、いずれ株価は戻るだろうと思い、なかなか損切りができないというケースが多いです。
情報収集と分析、銘柄選定、トレードルールの決定、資金管理を行う必要があります。
⇒【損切りの詳細について解説】
株式投資はギャンブルとは違う。トレードスタイルの確立と資金管理で利益はあげられる。
株式投資はギャンブルではありません。
人は短期間で大きな利益を上げたいと思いがちですが、大切なお金と時間を投入して株式投資を行うのですから、しっかりと勉強をして取り組む必要があります。
株式市場は今後も続いていきますので、大きな損失を出さずに、優位性のあるトレードスタイルで、資金管理をしっかり行い、株式取引を続けていけばチャンスは必ず巡ってきます。
まとめ
株式投資の現実、理解していただけたでしょうか?
8割が損しているから株式投資で儲けるのは難しいというわけではありません。
確かに簡単ではありませんが、勉強をして取引を行えば利益を上げる2割に入ることは十分可能です。
ぜひ、株式投資で利益を上げて、豊かな生活を送れるようにしていきましょう。
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