株の先物取引は難しそうでリスクが高そうとういようなイメージが強く、初心者からは敬遠されがちですが、最近では株の先物取引を取扱う証券会社も増えています。先物取引には個別株と違って先物取引の特徴がありますので、しっかりと理解をして取引をすれば、初心者でも十分に利益を上げることは可能です。
ここでは先物取引を行ったことがない初心者に、先物取引の特徴を紹介していきたいと思います。
目次
株の先物取引では日経平均株価などの株価指数が取引可能。個別株より情報収集が簡単。
先物取引では、特定の商品、例えば日経平均株価などを、売買することが可能です。日経平均株価はだれもが聞いたことある身近な株価指数のため、個別の株式銘柄よりもわかりやすいという人も多いと思います。
日経平均株価が将来上がると思えば買い、下がると思えば売れば良いだけなので、株の先物取引は非常にシンプルな取引となります。株の個別銘柄だと決算発表や不祥事など個別の要因で株価は大きく変動しますが、日経平均株価であれば225銘柄の平均であるため、個別の要因を排除することが可能となります。
個別の株について調べる時間はない人などは、株式市場全体の動きを反映する日経平均株価の売買を検討してみると良いでしょう。個別の株式と比較しても、日経平均株価であれば多くの情報がありますので、情報収集もしやすくなります。
先物取引は期日(限月)が決まっている?初心者におすすめの選び方とは?
先物取引はその名前の通り、将来の特定の期日で取引することになるため、限月というものが決まっています。限月については複数ありますので、自分がイメージするトレードの期間や、取引活発な限月を選ぶと良いでしょう。
ただ限月が決まっていても、その限月の前に反対取引を行うことでポジションを解消することは可能です。ですので、限月についてはあまり考え過ぎずに、選んでも問題ありません。ただ、あまりに先の限月のものを選んでしまうと、取引している人が少なすぎて売買がしにくいということがありますので、取引が活発な限月を選ぶのが重要となってきます。
先物取引は証拠金取引のため、少額の資金でトレード可能。リスクが大きすぎれば日経225miniなど1/10で取引できる商品も。
日経平均株価を取引する日経225先物は証拠金取引ではあるものの、100万円程度の資金が必要となります。いきなり初心者が100万円の取引をおこなうのは、資金的にもリスク管理的にも難しい場合もあるでしょう。
そんな時には日経225miniという1/10の単位で売買できる先物取引もあります。日経225miniであれば10万円程度の証拠金で取引できるため、初心者にとっても取り組みやすい価格帯となっています。
先物取引の特徴やメリットを初心者に解説まとめ
まだ株の先物取引をやったことない初心者の方も、是非検討してみると良いでしょう。個別株よりも情報収取が容易でわかりやすいため、先物取引の方が向いているという人も多いと思います。
日経225miniなど少額資金・低リスクではじめられる商品もありますので、まずは試してはいかがでしょうか?先物取引も扱えるようになると、投資の幅は一気に広がり、利益を上げるチャンスも増えることでしょう。
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