2018年6月18日午前8時頃、大阪府北部で震度6弱の地震を観測しました。この影響で日経平均株価は取引開始から値下がりしてはじまり、2営業日ぶりに反落して取引を終了しています。
ここでは日経平均株価の値動きについてみていきたいと思います。
目次
大阪地震の影響で日経平均株価は2営業日振りに反落。6月18日の値動きは?25日移動平均線がサポートに。
6月18日の日経平均株価は、先週金曜日対比▲171円(▲0.7%)の22,680円で取引を終了しました。取引開始後に地震被害の状況が明らかになると、一時22,601円まで売り込まれる場面もありました。
地震の影響に加えて、先週金曜日にトランプ大統領が中国に対する報復関税を設定したことによる貿易摩擦への懸念から、市場では積極的な買いは行われませんでした。
日経平均株価は先週23,000円台を回復したものの、すぐに利食いの売りに押されていました。今週は地震の影響で週初めの月曜日あら下落となりましたが、現状は25日移動平均線(緑色)がサポートとなっている状況で、ここを維持できるかが注目です。
以下は日経平均株価の日足チャートです。
大阪地震の影響で大阪ガス・クボタなどの株価は大幅反落。
大阪に本社を置く企業の株価は特に大きく下落しています。
9832 大阪ガスは地震の影響から、先週金曜日対比▲80円(▲3.4%)の2,273.5円と大きく下落して取引を終了しています。6月6日安値2,258円を維持できるか注目です。
6326 クボタは先週金曜日対比▲75円(▲4.1%)の1,768円とこちらも大きく下落して引けています。前回安値を下抜けしたため、3月26日安値1,707円を維持できるかがポイントとなります。
大阪地震の影響で日経平均株価は2営業日振りに反落まとめ
今朝の大阪地震の影響で死傷者が出ていますが、今後も余震の可能性があり、予断を許さない状況が続いております。今後の状況次第では株価に大きな影響を与える可能性がありますので、状況を見守る必要があります。
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