日経平均株価のチャート解説(2018年4月23日週)

今週の日経平均株価は前週比+305円(+1.4%)で引けました。

また今週で4月の相場は終了し、前月比対比+1,013円(+4.7%)で引けています。

それでは日足、週足、月足のチャートを見ていきましょう。

⇒【日経平均株価の詳細を解説

⇒【ローソク足チャートの種類と使い分けを解説

2018年4月23日週の日経平均株価日足の値動き。 

今週の日経平均株価は4日連続陽線で引けています。

3月26日安値20,347円からの上昇は継続しており、一旦は安値を付けたと言って良さそうな値動きです。

赤線で示した通り、1月23日高値24,129円から5波動3段下げを完成しており、底打ち感のあるチャートとなっています。

レジスタンスとして意識されていた75日移動平均線(水色)も上抜け、10日移動平均線(桃色)と75日移動平均線もゴールデンクロスを完成しています。

25日移動平均線(緑色)と75日移動平均線のゴールデンクロスも完成すれば、より上昇は加速していくでしょう。

次の抵抗として意識されるのは2月27日高値でもある22,500円ライン。今週高値更新できていないため、来週以降の値動きに注目です。

⇒【ローソク足の見方を解説

⇒【移動平均線の詳細を解説

⇒【ゴールデンクロス、デッドクロスを解説

2018年4月23日週の日経平均株価週足の値動き。 

週足の日経平均株価は5週連続陽線で引けています。

26週移動平均線(水色)も上抜け、徐々に上昇相場を形成しつつあります。

一方で青線で示した通り、2016年6月24日安値14,864円から3段上げは終了しているため、2018年1月16日高値24,129円を超えるには、時間を要しそうです。

⇒【順張りについて解説

2018年4月23日週の日経平均株価月足の値動き。 

4月の日経平均株価は陽線で引けています。

青線で示した20,900円前後のラインが安値となって反発しています。

このラインは2000年4月28日高値20,833円、2015年6月30日高値20,952円のレジスタンスとなったラインであり、今回の下落ではサポートラインとして機能していると見ることができます。

月足レベルでは上昇トレンドは崩れてなく、5月以降も上昇継続するか注目です。

⇒【トレンドの詳細を解説

まとめ 

日経平均株価は大きく円安が進行したこともあり、上昇トレンドを形成しつつあります。

5月は2017年度決算発表を控えているため、決算材料次第で23,000円を目指すのか、22,000円を割っていくのか方向性が出ると思います。

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