イオン株は株主優待を目当てとして、個人投資家から根強い人気があり、2018年は上昇トレンドを形成していましたが、ここ最近は株式市場全体の地合いが悪いことから、株価は急落しています。
ここではイオンの株価の値動き、業績についてみていきたいと思います。
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目次
イオン年初来高値から株価急落
イオンの2019年1月11日の株価は前日比▲98.5円(▲4.4%)の2,100.5円で取引を終了しました。2018年11月9日に付けた年初来高値2,792円からは大きく下落しています。
イオンの株主優待は保有株数に応じてイオングループでの買い物が3%~7%割引となる優待カードがもらえるため人気は高く、「権利付最終日」の2月25日に向けて株価は上昇していく可能性があります。
イオン株のテクニカル分析は?下落時には押し目買いのチャンスも。
イオンの2018年の株価は、上昇トレンドを形成しており、3月2日の年初来安値1,736円から大きく上昇し、11月9日には年初来高値となる2,792円を付けました。
しかしながら、その後は下落に転じ、現在は200日移動平均線(オレンジ色)も下回っており、今後も下落を警戒する時間帯となっています。12月25日に付けた2,078円を維持できるのかが注目で、ここを下抜けすると心理的節目となる2,000円がポイントとなります。
今後も日経平均株価の値動きに影響を受ける展開が続くと思われますが、トレードするのであればこれらの安値を維持できるかに注目です。2月25日の「権利付最終日」に向けては株価は上昇する可能性があるため、一旦はそこを目指して買いエントリーをしてみても面白いかもしれません。
イオン2019年2月決算見通しは過去最高益を2年連続で更新。配当もあり個人投資家から人気。
イオンの2018年2月期決算は、売上高が前期比+3.7%の8兆3,900億円、経常利益が前期比+14.1%の2,137億円、当期純利益が前期比+117.9%の245億円と大幅な増益を達成し過去最高益となりました。
2019年2月期決算見通しは、売上高が前期比+3.7%の8兆7,000億円、経常利益が前期比+12.3%の2,400億円、当期純利益が前期比+42.7%の350億円を見込んでおり、過去最高益を大幅に更新する見込みとなっています。
株主優待に加えて、配当利回りも1.6%あり、個人投資家からは根強い人気となっています。
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イオン2019年1月以降株価上昇・下落の可能性まとめ
イオンの株価は年初来高値から大きく下落していますが、株主優待目当ての個人投資家にとっては絶好の買い場となる可能性があります。
まずは直近安値と2,000円を維持できるのかに注目しながら、買いエントリーを検討するのは面白いでしょう。
株式市場全体の地合いが良くなれば、業績の良いイオン株は上昇する可能性が高いでしょう。
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