セブンイレブンは今後一部の店舗で生ピールの販売を開始することを発表しました。コンビニが安価に生ビール販売することで、今後コンビニのイートインスペースで軽く飲むという光景が一般的になるかもしれません。
ここではセブンイレブンの生ビール販売の詳細と、セブンアンドアイホールディングス(HD)の今後の株価上昇の可能性についてみていきたいと思います。
目次
セブンイレブンが生ビール「キリン一番搾り」販売へ。今後イートインスペースでの飲み会が一般的となるか?
セブンイレブンが生ビールを販売するのは2018年7月17日からで、まずは数店舗で試験的に導入されます。店舗にはビールサーバーが置かれ、本格的な生ビールを楽しむことができます。
価格はSサイズが100円(税込)、Mサイズが190円(税込)とお手頃な価格となっています。格安居酒屋が人気となっていますが、セブンイレブンが提供する生ビールはそれに対抗する価格帯となっています。
今後コンビニのイートインスペースで軽く飲むというスタイルが一般的になる可能性は十分にありそうです。コンビニであれば居酒屋のようにお通し代もかからず、1,000円あれば飲めるという形になっていくかもしれません。
セブンアンドアイHDの株価上昇の可能性は?日足チャートのテクニカル分析から今後の値動きを予想。
セブンイレブンを傘下に持つセブンアンドアイHDの株価についてみていきましょう。以下はセブンアンドアイHDの日足チャートです。
2018年6月11日に5,067円の高値を付けた後、足元の株価は調整局面となっています。7月13日の株価は前日比+14円(0.3%)の4,514円で取引を終了しています。
テクニカルには10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)が下向きとなっており、デッドクロスを完成。25日移動平均線と75日移動平均線(水色)もデッドクロスを完成し、下落に向かいやすいチャートとなっています。
2018年2月~3月に4,300円近辺の安値があり、下値の目途としてはこれらを維持できるかがポイントとなります。ここを下抜けすると下落が加速する可能性があるので要注意です。
上昇に向かうためには75日移動平均線が位置する4,800円あたりまで回復する必要があり、時間を要しそうです。チャート的には下値を警戒していく時間帯となります。
セブンイレブン生ビール「キリン一番搾り」販売でセブンアンドアイHDの株価上昇の材料となるか?
セブンイレブンの生ビール販売は試験的に導入となりますが、価格帯も手軽であることから、今後本格的に導入される可能性は十分にありそうです。セブンイレブンとしてはイートインスペースの確保などが今後の課題となってくるでしょう。
生ビール販売が好調となれば、今後牛丼などのファーストフードに対抗する可能性もありそうです。そうなると今後の飲食業界の地図は大きく変わっていくでしょう。
短期的にはセブンアンドアイHDの株価に与える影響は少なそうですが、今後の展開次第では株価上昇の材料となる可能性は十分にあります。今後の展開に期待したいと思います。
セブンアンドアイHD2018年7月以降株価上昇の可能性まとめ
セブンイレブンの生ビール販売開始は、今後の我々の飲み会のスタイルを大きく変える可能性を持っています。今後格安居酒屋だけでなく、ファーストフードにも対抗していくメニューを販売していく可能性もあり、今後の展開が楽しみです。
セブンアンドアイHDの株価は下落調整中となっており、今回のニュースで短期的に上昇に向かうことはなさそうですが、中長期では上昇への材料となる可能性は十分にあります。
<こんな記事も読まれています>
⇒【コンビニ大手3社の株で利益をあげるためのポイントや注目点は?】
⇒【ワールドカップの経済効果、日経平均株価やビットコインに与える影響を解説】
⇒【株式投資の真実とは】
この記事へのコメントはありません。