日経平均株価のチャート解説(2018年6月第3週/6月18日週)。大阪地震、米中貿易摩擦懸念で下落へ。

今週の日経平均株価は先週対比▲335円(▲1.5%)の22,516円で取引を終了しました。

それでは日足、週足のチャートをみていきたいと思います。

日経平均株価の日足チャート解説(2018年6月第3週/6月18日週)。

今週は月曜日に大阪地震があり下落、火曜日には米中の貿易戦争への懸念から売られる展開と、週のはじめから大きく下落しました。水曜日・木曜日には反動から戻す場面があったものの、金曜日には再び下落しています。

日経平均株価は23,000円を目前に売られる展開が続いており、なかなか明確に突破することができません。火曜日の下落の際には75日移動平均線(水色)付近がサポートとなって反発しましたが、金曜日の下げで25日移動平均線(緑色)を再び下抜けしており、方向感が掴みにくい展開となっています。

25日移動平均線で上値が抑えられるようだと、下落調整が続く可能性が高く、75日移動平均線を維持できるか注目です。75日移動平均線を下抜けした場合には、更に下落が加速する可能性があります。25日移動平均線をしっかりと上抜けするようだと、再度23,000円をトライする形となるでしょう。

日経平均株価の日足チャート解説(2018年6月第3週/6月18日週)。

今週の日経平均株価週足は陰線となりました。下落した際には13週移動平均線(水色)及び26週移動平均線(緑色)がサポートとなって反発しています。13週移動平均線は26週移動平均線に迫っており、ゴールデンクロスの完成が待たれます。

終値ベースでは5週移動平均線(ピンク色)付近まで株価は戻しており、下落調整を経て再度上昇できるのか注目です。

日経平均株価のチャート解説(2018年6月第3週/6月18日週)まとめ 

今週は大阪地震や米中貿易戦争への懸念から大きく下落する形となりました。やはり23,000円の抵抗は強く、突破するには時間を要する可能性が高そうです。

<こんな記事も読まれています>

⇒【ダウ平均株価2018年6月第3週のチャート解説

⇒【日経平均株価2018年6月第2週のチャート解説

⇒【メルカリ東証マザーズ上場、時価総額は一時8,000億円超えへ

⇒【韓国仮想通貨取引所「ビッサム」サイバー攻撃で不正流出へ

⇒【日経平均株価とドル円相場の相関性について解説

⇒【米国債金利とダウ平均株価の関係性を解説

⇒【株式投資の真実とは

⇒【初心者に伝えたい株式投資の心構えとは

⇒【GEがダウ平均株価から除外へ。構成銘柄一覧は

関連記事

  1. 日経平均株価のチャート解説(2018年5月第2週/5月7日週)

  2. 日経平均株価2018年10月以降上昇・下落の可能性は?大幅上昇で23,000円を突破、年初来高値更新…

  3. ダウ平均株価のチャート解説(2018年5月第4週/5月21日週)。25,000ドル突破も週後半は下落…

  4. ダウ平均株価のチャート解説(2018年6月第2週/6月11日週)。25,000ドル台は上値が重い展開…

  5. 東証マザーズ指数年初来安値更新、バイオ関連銘柄軟調が要因。メルカリなどIPO(新規上場)が組み込まれ…

  6. ダウ平均株価のチャート解説(2018年5月第2週/5月7日週)。7日連続陽線で本格的な上昇開始となる…

  7. ダウ平均株価のチャート解説(2018年6月第3週/6月18日週)。中国との貿易戦争懸念から下落へ。

  8. 日経平均株価のチャート解説(2018年6月第2週/6月11日週)。23,000円の壁厚く、突破には時…

  9. 大阪地震の影響で日経平均株価は2営業日振りに反落。大阪ガス・クボタなど大阪に本社を置く企業の株価の下…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

おすすめ記事

  1. 「小僧寿し」株価上昇・下落の可能性。債務超過で上場廃止の猶予期間入りへ。
  2. 「FIP投資顧問」行政処分勧告。KAZMAX(カズマックス)サロンへの影響は?
  3. 鳥貴族株価上昇・下落の可能性。2019年7月期決算赤字転落の影響は?
  4. みずほ銀行株価上昇・下落の可能性。2019年3月決算大幅下方修正の影響や原因は?…
  5. 「五洋インテックス」株価上昇・下落の可能性。週足チャート逆三尊形成で反発期待。

人気記事

PAGE TOP