2018年6月19日、今年一番の注目IPO銘柄であるメルカリが、東証マザーズに上場しました。買い注文が殺到しなかなか初値が付かず、一時はストップ高となる場面もありました。
ここではメルカリ上場初日の値動きについてみていきたいと思います。
目次
メルカリ東証マザーズ上場、初値は5,000円で一時はストップ高の6,000円まで上昇。終値は5,300円。
メルカリの初値は買い注文が殺到したことからなかなか付かず、午前11時過ぎに5,000円で約定しました。後場に入ると更に上昇し、一時はストップ高となる6,000円まで上昇。引けにかけてはやや売られて、上場初日の終値は5,300円となりました。
メルカリの売り出し価格は3,000円で、それを大きく上回り、注目の高さがうかがえました。日経平均株価は前日比▲401円(▲1.77%)と大きく値を下げたことを考えると、メルカリ株の人気の高さが際立ちます。
メルカリ東証マザーズ上場、一時ストップ高で時価総額でマクドナルドを抜く場面も。ミクシィを抜いて東証マザーズ時価総額1位へ。
メルカリの公開価格は3,000円であったため、時価総額は4,000億円規模になることが想定されていました。
ところが上場初日のメルカリの時価総額は、ストップ高の時には約8,119億円となり、日本マクドナルドホールディングスの約7,900億円も上回りました。終値ベースでの時価総額は約7,172億円で、東証マザーズトップのミクシィの約2,356億円を大幅に上回っています。
メルカリは創業からわずか5年で東証マザーズ上場を実現し、一気に時価総額は1位となっています。
メルカリ東証マザーズ上場、翌日以降の株価の値動きは?
メルカリの明日以降の株価の値動きについては非常に予想しずらく、荒い展開になる可能性が高いです。まずは安値である4,965円を下抜けするのか、高値である6,000円を上抜けするのかに注目し、トレンドについていくのが無難だと思います。
1日で株価が20%以上動くことも十分あり得ますので、トレードする場合にはしっかりと資金管理をするようにしましょう。
メルカリ東証マザーズ上場まとめ
今年1番の注目銘柄メルカリは、事前予想の時価総額4,000億円を大きく上回り、一時8,000億円となりました。大阪地震の影響などで日経平均株価が大きく下げる中では、メルカリ株の人気の高さがうかがえます。
明日以降の株価の動きについては、引き続き買いが継続して高値を更新するのか、利食い売りから下落するのか注目です。
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