2702 日本マクドナルドホールディングスの株価が連日で上場来高値を更新しています。
ここではその要因や業績、株価の動きを見ていきたいと思います。
目次
マクドナルド株価上場来高値更新。新メニュー好調で5月既存店売上高は30ヶ月連続で前年上回り
日本マクドナルドホールディングスが2018年6月6日に発表した、5月既存店売上高は全年同月日+9.6%となり、30ヶ月連続での上昇となりました。全店売上高も+9.7%とビジネスの好調さを表しています。
5月には客が人気投票によってレギュラーメニューとなるハンバーガーを決めるキャンペーンを実施なども好評でした。また「プレミアムローストアイスコーヒー」や2年ぶりの販売となる「マックシェイク 森永ミルクキャラメル」も人気で売上増加に貢献しました。
2018年3月からは17時以降に追加100円でハンバーガーのパテが2倍となる「夜マック」も、売上や集客増加に寄与しています。
マクドナルド株価上場来高値更新。業績や決算への影響は?上振れ期待高まる。
日本マクドナルドホールディングスの2018年12月決算見通しは、売上高は前期比+6.1%の2,690億円、当期純利益は前期比▲18.8%の195億円を見込んでいますが、新メニューが好調なことや、既存店売上高が前期比でプラスが続いていることから、業績の上振れが期待されています。
日本マクドナルドホールディングスは2018年12月期~2020年12月期の3カ年の中期財務目標として、全店売上高は年平均伸び率5%以上、営業利益・経常利益は年平均伸び率10%以上、ROEは10%以上を掲げています。
マクドナルド株価上場来高値更新。日足チャートテクニカル分析による、今後の値動き予想は?
2018年6月13日の日本マクドナルドホールディングスの株価は、前日比+50円(0.9%)の5,920円と5日連続陽線で引け、上場来高値を更新しています。3本の移動平均線も上向きで2018年3月以降綺麗な上昇トレンドを形成しています。
今後も上値を探る展開が続くと思いますが、上場来高値を更新したことによって上値の目途はなく、どこまで上昇するかに注目が集まっています。
マクドナルド株価上場来高値更新まとめ
日本マクドナルドホールディングスは4年前には販売不振に苦しみ赤字に転落したことがありましたが、ここにきて一気に業績を回復してきています。
PERは40.4倍、PBRは6.1倍と市場平均を上回り、期待の高さがうかがえます。このまま好調を維持して、更に上場来高値を更新することができるか注目です。
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