シェアハウス向け不正融資問題で注目されているスルガ銀行が、書類の改ざんを知りながら融資を実行した事例があると、今までの調査結果を覆す内容を本日発表しました。
今まで一貫して不正な融資はなかったとのスタンスでしたが、スルガ銀行が関与を認める内容で、今後金融庁の立ち入り検査で処分は免れないと思います。
ここではスルガ銀行が発表した内容と、株価の動きをみていきたいと思います。
⇒【スルガ銀行のシェアハウス不正融資問題が株価や業績に与える影響を解説。】
スルガ銀行書類改ざん知りながらシェアハウス向け不正融資を実行。
スルガ銀行は2018年5月11日、約500人の行員に追加で行った社内アンケートで、通帳残高や給与所得の改ざんを知りながら融資を実行したと回答が数十人からあったと発表した。
今までの調査、発表内容と180度異なる内容で、金融庁の行政処分や、融資契約の白紙撤回の可能性など、業績や株価への影響は大きそうです。
スルガ銀行の2018年3月期決算は2018年5月15日に発表予定ですが、その際に進展があると思います。
更なる業績の下方修正があるのか、注目です。
⇒【決算発表の詳細を解説】
⇒【貸借対照表の見方を解説】
スルガ銀行シェアハウス向け不正融資認め、株価への影響は?
本日スルガ銀行の株価は前日比▲109円(▲6.8%)の1,487円で引けています。
以下は本日終了時点でのスルガ銀行日足チャートです。
テクニカルには現在の株価はちょうど10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)付近となっており、ここを維持できるか注目です。
維持できなくなると赤線で引いた5月8日安値1,380円を下抜けるか注目です。
ここを下抜けすると4月19日安値1,200円が見えてきます。
来週の値動きに注目していきましょう。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
まとめ
スルガ銀行が不正融資への関与を認めるというサプライズな内容でした。
来週は決算発表を控えていますので、大きな動きがありそうです。
また情報が入り次第アップデートします。
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